皆さんは、人前で話す時に緊張はしますか?
緊張度合いによるけども、一度も緊張したことが無い人は中々居ないと思います。
そして、緊張度合いが強すぎて困っている人は多数居ると思います。
自分も少し前まではアガリ症と言われる部類で、職場の発表場面などでは心臓が恐ろしいほど強く鼓動し、「この状態で人前に出たら一言も発せないのでは?」とか「絶対に声も足も震えてしまうに決まってるから怖い」など思ってしまう人でした。
でも、今では「そんなこと考えるのも馬鹿らしい」とか「失敗しても特に何も起こらない」というメンタルで挑めるようになり、緊張はするものの堂々と話せるようになりました。
今回は、緊張について少しお話した後、筆者がどのようなステップを踏んで緊張度の軽減を図れたのかを体験に基づきながら話していきたいと思います。
目次
人前で話す時は誰でも緊張している
緊張度の高い人は、堂々と話せる人を見ると「緊張しない人はいいな」と思うかもしれません。
しかし、緊張度合いは人それぞれにしろ、人前で話す時には誰しもが緊張しているものです。
その時のメンタルが、緊張度合いが高い人は「緊張して喋れなかったらどうしよう」となり、緊張度合いが低い人は「緊張はするけど必要なことはしっかりと伝えよう」となっているんです。
なので、まずは人前で話す時には緊張して当たり前という思考を持ちましょう。
自分も昔は緊張しない術を考えようと思っていた時期がありましたが、それは無理なことと気付きました。
「気の持ちよう」だけで緊張しなくなるほど甘くはない
よく、「周囲の人をあまり気にしない」とか「人と言う字を書いて飲む」とかあると思うんですが、正直そんなんで緊張しなくなるのであれば苦労しません(笑)
確かに周囲の人のことを気にしないというのはメンタル面ではとても重要なことではあるんですが、緊張って思考面だけでは中々緩和されないと思っています。
なので、先ほど述べた「緊張して当たり前」という思考だけでは緊張度合いは対して変わらないと思います。
ではどうするかというと、「緊張して当たり前」という思考を持ちながら場数を踏み、場慣れすることが必要なんですね。この場慣れするということが緊張度合いを軽減するために最も重要と私は考えています。
場慣れするまでに緊張度合いを軽減する方法
前項で場慣れが必要と話しましたが、場数を踏むにしろ人前で話す度に凄く緊張してしまうとストレスが物凄いでしょうし嫌になると思います。
なので、筆者が実際に行っていた一つ一つステップをこなすことで緊張度合いを軽減する方法を記載していきます。名付けて、ステップアップ緊張軽減法としましょう(カッコいい)
ステップ1:誰も人が居ない状態で、話したいことを口に出してみる
まずは人前で話す内容を紙か脳内で整理します。
整理したら、聞いている人が誰も居ない状態で口に出しましょう。
基本的に緊張はしないはずです。
この段階でスラスラと言えない場合は、話す内容の整理がついていないか、原稿を読みなれていないかのどちらかだと思います。
ステップ2:実際に人前で紙を見ながら話してみる
人の顔を見ながら話すより、原稿を読み上げる方が難易度は低いです。
緊張度合いの高い人は、基本的には周囲の目を極端に気にしてしまう人なので、原稿を読むことに集中すると周囲が少しは気にならなくなります。
スラスラ話せるようであれば、次のステップに進みます。
ステップ3:人前で自己紹介してみよう
ここからは原稿がなくなるので、ダイレクトに人の視線が視界に入ってきます。
人によっては大分緊張してしまう段階ですが、話す内容は自分のことを伝えるだけということと、比較的短めの発言量にはなるので難易度は高くないです。
自己紹介をする相手は、周りの人とか初対面の人、友達の友達とかですかね。
自分の場合は、案外合コンやオフ会で身に付けたかもしれません(笑)
ステップ4:パワーポイントなど、原稿と周囲をみながら話してみよう
原稿だけを見るのではなく、周囲の視線も感じながら話す練習です。
会社での発表会などがある環境だと機会は多いかもしれません。
発言量も多く、周囲の視線も感じますが、話す内容は大方決まっている上いつでも原稿を見ることも出来るので、難易度は中くらいですかね。
ステップ5:話す内容を大方決め、人前で話してみよう
原稿が無い状態なので、難易度はとても高いです。
事前に話す内容を決めていても、ある程度は緊張してしまうと思います。
よくあるのは、入社時や退社時の挨拶などですかね。
発言量は多くないにしろ、自己紹介よりもプラスαでの話が求められます。
自分は前まではこういう場面でとても緊張していましたが、今では緊張しながらも時には楽しく話せるという段階まできました。
メンタル的には、こんな感じです。
- 周囲の人は銅像だと思っている
- 噛んだり失敗しても案外他者は何とも思っていないから、割と適当に話して良い
- 笑い所を一つ入れ、自分の話を楽しんで聞いてもらえていると思うようにする
- 緊張しそうな時には、絶対人の目線は見ずに奥の壁側などを見る
こんな感じです。割と適当に話すというのが、案外コツなのかもしれません(笑)
ステップ6:人前でアドリブで話す
ここまでくると、講義などになりますかね。
自分はこのレベルまでいくとかなり緊張するので、あまり皆さんにお伝え出来ることはありません(笑)
まとめ
今回は、人前で話す時に緊張しない方法をお伝えしました。
簡単にですが、おさらいしておきます。
- 「緊張して当たり前」の精神で話す
- 緊張度合いを軽減するためには、場慣れすることが最も重要
- 緊張度合いの少ない難易度から、少しずつステップアップしていく
この記事を見た人が、少しでも人前で話す時に緊張しなくなってくれると嬉しいです。
最後まで御覧頂き、ありがとうございました!
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